提携企業の紹介です。
経営の教育を中心に行っている
日本教育コンサルタント(http://www.nihonhrd.com/)です。
先日、異業種交流の場である
人材開発研究会(http://www.nihonhrd.com/jinzai.html)
が行われ、参加してきました。
今回は化粧品等で知られる
資生堂の方から、
「資生堂におけるダイバーシティーマネジメントの取組み」
−運用の現場からー
の題目で講演を行い、その後、参加者で意見を交流し、
食事をしながら、企業風土を考える会でした。
ダイバーシティーマネジメントとは・・・
「外見上の違いや内面的な違いにかかわりなく、
すべての人が各自の持てる力をフルに発揮して
組織に貢献できるような環境をつくる」ことです。
人種、性別、年齢、身体障害の有無などの
外的な違いだけでなく、価値観、宗教、生き方、考え方、
性格、態度、などの内面も皆違います。
『こうあるべし』と画一的な型にはまることを
強要するのでなく、
各自の個性を活かし能力を発揮できるような組織をつくる。
それは、個人にとってプラスであるだけでなく、
組織自体にとっても大きなプラスである。」という考え方です。
資生堂では、39000名の社員のうち、21000名が女性社員で
主には、結婚・出産後の仕組みについて紹介されました。
日本でのダイバーシティは主には性別ということになるが、
まだまだ隠れているところで、
人種・国籍・身体障害にも障壁があるのでは
と感じるところでした。
またこの問題に付随する
今まで、一辺倒だった『働き方』に対する考えを見直し、
ワークライフバランスを考えていく世の中って本当に
大切だと感じた。
ワークライフバランス・・って、
これから就職する学生に伝えられないものかなぁ・・・
仕事だけに魅力を感じて就職する時代は終わった気がするなぁ
話は人材育成にもおよび、人材育成4機能として
1.目標に基づくOJT
2.公正な評価・処遇
3.適切な機会をとらえた研修
4.異動・ローテーション
これが紹介された。
「1」や「3」が人材育成だという中にいた頃がある私は、
改めて「2」・「4」の重要性を感じた。
異動・ローテーションができる職場にいること、
マンネリ化を防ぐためにもいいんだなぁ。
私の意見も含め、状況を述べたが、
この深い話をこの人材開発研究会では行っていた。
企業の在り方を考える有識者で集まった会は、
企業独自の問題だけではなく、日本社会における
制度の在り方にまで及ぶ会合でした。
やはり有料だと参加者の気合いの入れ具合が違う。
興味ある方は、連絡をください。
imamura@nihonhrd.com
2008年07月27日
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