2019年09月28日

ビール売りの女性から学ぶこと

阿部慎之助の引退と共に
1人のビール売りの女性が今年で辞めることとなった。

大きな樽を背負って
10年間勤め続けたという。

僕は6、7年前から東京ドームへ行くことが多くなったが、
いつもビールを買うのはこの女性からだった。

1日に300杯から400杯売り
年間でビール販売数トップに何度も輝くような方だ。

何事もトップになったり、
人から支持されることには、
学ぶことがたくさんある。

東京ドームでビールを買うとき、
この人から買うと決めると、
どこにいるのか目で追うようになる。

そうすると、他のビールを売る女性とは
明らかに違う動きをすることが見えてくる。

動きを見ると、常に
いつも買ってくれる常連を効率よく回っているのだ。

ビジネスに置き換えると、
このことは大切な顧客を忘れずに訪問することの重要性に気づかされる。
ついつい目の前のサービスを誰かに届けたいと思うと、
大切な顧客でさえもご無沙汰してしまうことが多くある。
いかにそれが人に寂しさを与えるか、痛感させられる。


そして
時に僕は車で東京ドームに行くこともある。
そんな時にも、ビール売りのその女性は挨拶に来ていた。
今日はビールを買うことができないにもかかわらず、
最初と最後はまた次回お願いしますと、
わざわざこちらまで来てくれる。

僕らのビジネスでも、今、他で忙しいから。。
などと自分の都合で物事を見ることはないだろうか。
相手が頼めなくて悪いなぁと思う時こそ
大切にする行動があることを教えてくれる。


また
知らない人や新しい人、飲めない人を連れて行くこともある。
そんな人にも積極的に話して、僕がビールを頼みやすい空気を作る。

ビジネスでも
キーパーソンとなる人とそうではない人がいるときはたくさんある。
いかにキーパーソン頼みやすくするのか、
それは、その周りにいる人に接する態度でわかることがあることを
教えてくれる。

ここにあげたこと以外にも、
教わったことはたくさんある。

10年間頑張って、
次は新たなことに挑戦するため学校に通うという。

きっと誰かのために何かをする気持ち持っているあなたなら、
どこに行ってもうまくいくだろう。

感謝と敬意を込めて、
今後の活躍を願ってます。

ありがとう、じゅんちゃん
posted by nowvillage at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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