2020年04月18日

コロナ対応から学ぶ虚心坦懐

それが難しいことは知っている。

コロナウィルスの感染が社会問題化している。

どう考えても、日本の対応は後手後手になっていると思われている。

医療崩壊を起こさないように、
検査数を絞り、重症患者に焦点をあて、
クラスタを発生させないための施策だ。

確かに当初の予定だった
感染爆発を遅らせることができている。

遅らせることができたが、
いつまでも感染者が出続ける環境になり、
病院でクラスタが発生し、医療関係者に影響がでている。

一方、最初に発生した中国では、
徹底的な都市封鎖を行い、感染者が増えないように制した。
麻雀宅を壊す映像をみて、「そこまでしなくても・・」と思わせた。

感染爆発が起こった韓国では、
とにかく検査を行い、現状把握に努めた。
ドライブスルーをしている様子や
アプリで感染者情報徹底公開する様子をみて
「そこまでしなくても・・」と思わせた。

野党が検査の円滑を求める法案を出しても
成立に至らなかった。

ワイドショーが再三検査数を話題にしても
耳を傾けようとしない状況。

そして、1,2か月たち、
都市の移動をしないように求め、
ドライブスルー検査を検討し、
円滑に検査をする策を求め、
独自に検査数を増やす自治体が増えている。

1,2か月経って状況が変わったから・・・で片付けられるだろうか。
現状把握できないと問題解決できないと
たくさんの人が予測していた状況ではないだろうか。


このような状況から、
僕たちが学ぶべきものは、なんだろうか。

中国がまた野蛮なコトをやっている
韓国のやることはマネしたくない
野党の提案を受け入れたくない
ワイドショーの指摘に応じたくない

といった先入観で、
受け入れなかったことが根底にあったとしたら、
どうだろう。

先入観で、狭く尖った心で、
物事に臨むことが、
どれだけ意思決定を間違った方向へ向かわせるかが
教訓としてみてとれる。

僕らの態度も、
先入観にとらわれて
間違った意思決定をすることはないだろうか。

日ごろから周りを否定しながら受け入れていると
正しいことも否定しながら受け入れてしまうことがある。
否定から始まる先入観は、判断を鈍らせてしまう。

先入観を持たず、
広く平らな心で物事に臨む態度で行動すること

虚心坦懐な行動

そんな行動ができたなら・・・

それが難しいことは知っている。
posted by nowvillage at 03:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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