2011年05月11日

専門的な講師で

「講師になりたい」なんて、
数年前、僕も人の講義を聞きながら、
そう思っていた。
今では研修講師を行ったりもしている。

そのように「講師になりたい」なんて、
こういう業界にいるからなのか
そういう話を聞くことがよくある。

企業内で講師をしている人は
まだチャレンジの場があり、
経験を積むことができる。

それとは別に、
職として講師を選ぼうとしている人が
研修講師になるために、
ざまざまなセミナーや本で勉強し、
時にはコンテストに参加している人もいる。

それはそれで、
場慣れをして、引き出しを増やし、
人前でウケル・スキルをつけるためには、
すばらしいことだと思う。

ただ・・・僕が見てきた講師だけで食べていっている人は、
どうもそれだけではないような気がしている。

“オーラがある”という表現をよくするのだが、
同じ話をするにしても、
その人が話すのと他の人が話すのでは違う。
また、一般論に対しても、
その人の持論メイタものがあるような気がする。

持論があるということは、
講師になりたくてその分野を勉強したのではなく
もともとその内容に対して専門的であるから
出てくるのだろう。

そして、その専門を生かして、
講師というステージにいるだけだということだろう。

企業で教えるフリーの講師は、
学校の先生のように先生になるために勉強をして、
講師になるわけではなく、

何か、どこか、
自分の行ってきた仕事に対して、
専門的であり、その専門を求められ、
講師になっていく。

おそらく

「講師になりたい」・・・と伝えるその前に
その専門を必要とする人の前で、
講師になっているのだろう。

求めて講師になるか
求められて講師になるか


企業で研修講師をするということは・・・
企業が求める専門とは・・・


講師業で食べていくって・・・
posted by nowvillage at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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