【 第3話 ホノルルマラソン スタート! 】
スタート地点は込み合っており、
ゴール予定時間毎に区切られていた。
僕らは空いている2時間台のところで並んだ。
もちろん、そんな時間でゴールするわけもないが、
強引にならんだ。
いよいよという雰囲気が漂った。
スタート上にはクレーン車に乗った“高橋克典”が
下を見下ろしていた。
スタート15分前となったそのときであった、
また豪雨が僕らを襲った。
もうみんなで固まっていたため、
それぞれが輪になって一つの雨具をみんなで共有しながら、
雨をしのいだ。
雨が小雨になってきた頃、ちょうどスタートの時間を迎えた。
はぐれたHKさんとは
とうとう会えずにスタートを迎えることになった。
“どこかで会えるだろう”ということで自己説得しながら、
スタートを待った。
大きくきれいな花火が何発かなり、
とうとうスタートとなった。
前にいたとはいえ、スタートしてもなかなか前に進まない。
5分くらい経ち、ようやくスタートをくぐった。
しのさんと共に走る。
「このくらいのペースですかぁ〜」
と問いかけに
「少し早いよ、もっと落とさなきゃ後半ばてるよ」
とGPS搭載腕時計をつけて走っていて速度が分かる僕は
時計を見ながら、キロ8分30秒で走ろうと心がける。
想定はしていたもののキロ8分30秒という速度は
まだ元気な僕らにとっては、
遅すぎると感じるような速度であった。
なんとか8分30秒でと心がけるが、
7分30秒〜8分30秒の間のペースを
いったりきたりという状況が続いた。
なんとかペースを整え、調子を整えたいものだ。
何事も最初が肝心だ。
2007年12月15日
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