2007年12月27日

ホノルル体験記 第8話

【 第8話 目標から遠ざかる悔しさ 】

もはや足の痛みはピークを迎えていた。

疲れもあり、ふらふらになりながら、
トイレに行った。

その後もしばらく歩いた。

そうして給水にたどり着いた。

僕はポーチの中のSOYJOYを口に含んだ後、
給水で持ってきておいた痛み止めの薬を飲んだ。

少しでも痛みが治まってくれればとの思いだ。

そうして帰りのフリーウェイに入った。

歩いては走り、歩いては走りを続けながら、
進んでいた。

そうして、2Kmくらい過ぎ、
32Kmを過ぎたあたりだった。

なんだか後ろにたくさん人がいるような気配を感じた。

なんと目標としていた6時間のペースランナーだった!

その周りに6時間を切ろうとする人たちが一緒に走っていた。

“あぁ、僕の目標タイムが・・・”と思い、
僕は意地になって、走り始めた。

しかし、足の痛みも疲れもピークになっており、
ペースランナーのペースについていくことは到底できなかった。

それでもついていこうと思い、
一緒に1Kmくらい走った後、
僕は後退しだした。

“目標としていたものが遠ざかっていく・・・”
徐々に小さくなっていくペースランナーの姿に
僕は悔しくて涙が出てきた。

目標から離されていく悔しさを痛感した。



・・・もう仕方ないと思いと気持ちを改め、
足には疲れがとれるという「ジュエリーエッセンス」を
塗りながら、走り始めた。

1.5Km走っては、
500m歩くという繰り返しが続いた。

腰に巻いたハチマキを手に取り、
彼女からの「頑張れ」という言葉と
おそらくMKさんが書いてくれた「感謝してます。ありがとう」
という言葉が胸に刺さり、
僕はゆっくりと走り始めた。

沿道で応援してくれる人にも手を振って応えた。
最初の頃のハイタッチを繰り返していた時とは違う気持ちで、
応援してくれる人にも敬意を表しながら走り続けた。

まさに歩くより、ほんの少し速いスピードで。

「猛烈な悔しさ」を感じ、
「共に支えてくれる人の大切さ」も感じた。
posted by nowvillage at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マラソン
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